相談内容
離婚の依頼ケースをご紹介します
相談内容
現在、夫婦間で離婚の話し合いを続けているものの、子どもの学習意欲が高く、高度な教育を受けさせようと考えています。養育費について、一般的な相場よりも高い金額を望んでいるのですが、どう進めれば良いでしょう。
法律相談での対応
相手方も親ですから、お子さんに対する愛情は持っているはずです。その気持ちを損なわないよう、弁護士が諸条件をソフトに設定していきます。
解決へ向けて
お子さんの学習意欲や状況について説明し理解を求め、こちらの希望どおりの養育費が認められました。

弁護士の一言
良い着地の前提になるのは、当事者同士の良好な関係です。声の大きいほうに負けたり、精神的に消耗したりしないためにも、専門家へお任せください。何か希望するところがあるなら、機械的に判断される「裁判」へ持ち込まないことも、ある意味でコツといえるでしょう。
相続の依頼ケースをご紹介します
相談内容
両親と同居している兄弟が、親に対して遺言の作成を勧めているものの、何か裏がありそうで不安です。また、同居している兄弟だけが家の財産を把握している点も気になります。
法律相談での対応
正確な遺産の目録作りから始めるべきでしょう。遺言はいわば分割方法ですから、確認する順序としては後回しでも構いません。
解決へ向けて
ご依頼人と次女の双方で弁護士を付け、公平な遺産分割に向けた準備を始めました。また、後々、新たな遺産が見つかった場合、その分については「法定相続分に沿って分割する」旨の合意書を作成いたしました。

弁護士の一言
個人情報を理由に個人では応じてもらえない場合でも、弁護士には、所属する弁護士会を通じた「弁護士会照会」という手段があり、資料を有していると考えられる官公庁や企業などの団体に対して、必要事項を照会する制度がありますのでご相談ください。なお、遺言を作成する際にも、正確な財産の把握は欠かせません。ぜひ、専門家の助言を取り入れるようにしてください。